夏といえばキャンプ!冬のキャンプはテントを防寒できるものを選ぶ必要があったりと、寒さ対策が必要になるのは想像がつきますよね。それとは反対に、夏のキャンプでは暑さ対策などが必須になります。どんどん暑くなる夏でも扇風機、寝袋、しっかり暑さ対策をすれば快適に楽しめます!焚き火、キャンプ飯、もっと楽しむための準備も忘れずに!夏のキャンプに持っていくべきアイテムたちを紹介します!
夏キャンプだからこそ、用意しておきたい必需品グッズ
夏のキャンプは最高に楽しいですが、安全、快適に楽しむには持って行ってもらいたい必需品がいくつかあります。今回はその中から厳選したものを紹介します!今年キャンプデビューしようと思っている方は必見です!
日焼け止めグッズ
夏のキャンプの強い日差し対策として、日焼け止めは必須です!敏感肌の方は、肌に優しいノンケミカル日焼け止めを、川辺などで水に濡れる可能性がある場合は、ウォータープルーフ仕様の日焼け止めを選択することをお勧めします。もちろん紫外線対策は日焼け止めのみではなく、通気性の良いリネンやコットン素材、また、UVカット素材や吸汗&速乾性のある素材などの長そで・長ズボンを持っていくようにしましょう。帽子やサングラスを用意することもおすすめします。遮光・遮熱・紫外線カットのタープも強い日差しを防いでくれる便利なグッズです。
虫よけグッズ
こちらも夏のキャンプに忘れてはならない必需品の一つ。夏といえば蚊ですが、キャンプ場があるような自然の中では蚊だけではなく、ブヨ、アブ、ハチなど厄介な虫も多いので、虫よけスプレーも蚊以外の虫からも守ってくれるものを選ぶと、一つでいろいろな虫から身を守ることができます。また、黒いものに反応する習性を持つ虫が多いので、白や淡い色の服装を意識しましょう。ワンプッシュで蚊を撃退してくれるスプレーや蚊取り線香、虫よけランタン・キャンドルなど、用途によって使い分けるといいでしょう。虫に刺された時のために、塗り薬やポイズンリムーバーも用意しておきましょう。蚊帳のついたタープやテントも夏キャンプで快適に過ごすための必需品です。
扇風機
電源付きのキャンプサイトがあるところでは、電源式の扇風機やサーキュレーターも使えますが、電源のないキャンプ場でもどこでも使える充電式の扇風機が、夏のキャンプにはおすすめです。USBで充電できるものだとモバイルバッテリーでも充電できるので便利です。あまり大きくなく軽量なものだと、持ち運びにも便利で、フックで吊るして使用することもできます。ただし、あまりにコンパクトなものやUSB扇風機の中には、風量が十分でないものもあるので、できるだけ風量の強いものを選びましょう。
夏キャンプの夜、快適に寝るための涼しいグッズ
お昼間に目いっぱい遊んで楽しんだら、夜はぐっすり寝て、翌日に備えたいですよね。夏のキャンプで良質な睡眠を取るために持っていくべきグッズを紹介します!
コット
簡易ベッドのコットは、地面に触れて寝るよりも地面からの熱や冷気の影響を受けにくいので、夏は涼しく冬は暖かく快適に眠ることができます。虫が進入しにくく、万が一、雨などでテントに水が入ってきた場合でも濡れる心配がありません。高さが40cm前後のハイコットと、高さが20cm前後のローコットがあるので、目的やテントの大きさなど、自分に合ったものを選びましょう。ローコットの方が多くの場合、畳むとコンパクトになるので持ち運びに便利で安定感があり、お子様用として使うことができたり、高さのない小さめのテントでも使いやすいです。ハイコットの方が高さがあるので、地面からの熱をより感じず、ベンチとしても利用しやすく、下に荷物を置くこともできます。また、どちらもベッドとして使うとき以外は、荷物を置く場所として使うことができます。
クールマット・冷感敷きパッド
平地でのキャンプなどで、夏の蒸し暑く寝苦しい中でも、快適に涼しい夜を過ごすために、クールマットや冷感敷きパッドは必需品。Q-MAX値(接触冷温感評価値)という、肌が素材に触れたときにどのくらいの冷たさを感じるかをわかりやすく数値化したものが、0.3以上のものを選ぶといいでしょう。色々な素材のものがありますが、洗濯ができ、吸水・速乾性に優れたものを選ぶことをおすすめします。家でも使うことができるものなので、キャンプのためだけでなく、夏の寝具として持っていると便利です。
寝袋
夏のキャンプに寝袋は必要ないような気もしますよね。もちろん、平地でのキャンプであれば、マットにタオルケットやブランケットがあれば、寝袋がなくても寝ることができます。ですが、できるだけ涼しい場所を求めて、山や高原などにキャンプに行く場合は、昼と夜の寒暖差が激しく、日中は暑くても夜や朝方に気温が下がり思ったよりも冷える場合があります。夏用の寝袋もありますが、夏以外にもキャンプに行くという方が多いと思います。寝袋は災害時にも持ち運びに便利で布団として使えるので、春夏秋3シーズン用で封筒型の寝袋をおすすめします。封筒型の場合、完全に開くと掛け布団や敷き布団として利用でき、寒いときは寝袋として袋のまま包まれて眠ることができます。キャンプでは汗をかいたまま寝ることもあるかと思いますので、丸洗いができるものを選ぶと清潔に使えていいでしょう。
夏キャンプをもっと楽しむグッズ
必需品の他に、このアイテムがあればもっと夏のキャンプを楽しめる、そんなグッズを紹介します!
冷蔵庫・クーラーボックス
暑い夏のキャンプやアウトドアでは冷たい飲み物があると嬉しいですよね。暑いと食材も腐りやすいので、ポータブル冷蔵庫やクーラーボックスは必需品です。冷蔵庫は保冷だけでなく、常温のものを冷却することができます。電源付きのキャンプサイトを利用する場合や、ポータブル電源をお持ちの方は冷蔵庫を持っていくといいでしょう。AC電源やDC電源だけでなく、カセットボンベ対応のポータブル冷蔵庫もあるので、目的に合わせて使いやすいものを選びましょう。クーラーボックスは、断熱性や保冷力の高いものを選びましょう。そして、LOGOSの氷点下パックなどの長時間冷やせる保冷剤も一緒に用意することをおすすめします。また、保冷力の高い水筒やタンブラーもあると便利でしょう。
焚き火
ひんやりする時期には暖をとるために焚き火は最適です。でも暑い夏のキャンプでも、標高の高い場所などで日が落ちて涼しくなってきた頃に焚き火をすると、キャンプをもっと楽しむことができます。バーベキューのように直火で料理を楽しむことができるのはもちろん、自然の中で、揺れる炎を眺めてリラックスすることもできます。焚き火には「1/f(エフぶんのいち)ゆらぎ」と呼ばれる、自然界に溢れている一定のようで予測できない不規則な、生体に快感を与える動きがあり、科学的にも証明されている癒しの効果があります。コンパクトな焚き火台もたくさんあるので、ぜひ、いつもと違う雰囲気の中で、焚き火を見ながら癒しの時間を過ごしてください。※利用する場所が焚き火をしてもいい場所か必ず事前に確認し、火の後始末など、きちんとマナーを守って楽しみましょう。
ハンモック
ハンモックもキャンプやアウトドアならではの楽しみですよね。木がたくさんある自然の中で、ハンモックにゆらゆら揺られてリラックスできます。もちろん、木や柱がなかったり場所が限られている場合でも、スタンドが付いていて組み立てるだけで簡単に設置できるハンモックや、折りたためるものや軽量のものもあるので、手軽に楽しむことができます。
必需品グッズを持って、夏キャンプを涼しく楽しもう!
寒い時期のキャンプも寒さ対策が必要ですが、暑い夏のキャンプの方がより色々な工夫をして暑さ対策をすることがとても重要です。熱中症や寒暖差で体調を崩したり、ケガや虫刺されで楽しい時間が台無しになるともったいないですよね。便利な道具を活用しながら、こまめな水分補給や服装などにも気をつけて、素敵な思い出をつくりましょう。暑さが厳しい時期のキャンプは、平地よりもできるだけ涼しい場所を選ぶことをおすすめします。標高の高いキャンプ場や、川など水が近くにある場所だと、比較的快適に過ごすことができます。川遊びや水遊び、流しそうめん、遊びながらできるアイスクリーム作り、夏だからこそ楽しめるアクティビティーを思う存分満喫し、日々の生活から離れた大自然の中で、焚き火やハンモックで心も体もリラックスしてください。