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天体観測を趣味に!女性も初心者もOK!始め方や必要な物を紹介!

天体観測 趣味

天体観測に興味を持ち、趣味にする女性、通称「宙(そら)ガール」。

最近ではスターウォッチングをする女性が増えています。そんな宙ガールに興味がある、新しい趣味が欲しいという方は、ぜひ天体観測の始め方や必要な物を知っておきましょう。初心者におすすめの双眼鏡もご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

天体観測 趣味

新しい趣味を見つけたい!そもそも天体観測って何?

天体観測とは、「天体そのものや天体の運行、変化などを観測すること」です。

天文台で特殊な観測台を使わなくとも、個人で双眼鏡や小さな望遠鏡を使って行うのも立派な天体観測です。もちろん肉眼でもそうです。一般的に天体「観測」という言葉は、天体を観賞するだけではなく、測定するという意味も含まれます。しかしここでは、観賞することも「天体観測」とします。

天体観測を趣味にする宙(そら)ガールの宙とは?

冒頭で、天体観測を趣味にする女性を通称宙ガールと呼ぶ、とお伝えしました。ではその「宙」とは、どこまでを指しているのでしょうか?

Sora Tourismによると、天の川銀河(Universe)や惑星(Space)から、オーロラや夕焼け等の空(Sky)までを「宙」と捉えるそうです。確かに、宇宙にある星々の神秘性も夕焼けの哀愁性も、上を見上げないと感じられないことです。顔を上げる以外の類似点、それに「宙」と捉えた理由がたくさんありそうですね。

参考URL:https://soratourism.com/about

天体観測 趣味

天体観測を趣味にしたい方は必見!必要な持ち物は?

ここからはリフレッシュできる趣味なること間違いなしの「天体観測」の始め方と観測に必要なアイテムを紹介して行きます。とは言いつつも、天体観測の始め方は〇〇である、の様な厳格な決まりはありません!

ご自身の好きな様に、何をしたいか・何を見/観たいかを考えます。自分の星座をみたいのか、お月見をしたいのか、満天の星々をみて癒されたいのか…。決まりはありませんが、ステップがあるとすればこれが第1歩でしょう。

目的を決めたら2歩目を踏み出します。「時間と場所」です。例えば、自分の星座をみたいとします。そしたらどの時期・時間帯が1番綺麗にみえるかをサーチします。また、どこでそれが観測できるのかも併せて調べておきましょう。星空・天体観測の情報を載せているサイトやアプリを参考にすると良いでしょう。国立天文台のwebサイトやスカイ・ガイドのアプリは見やすく、比較的わかりやすいので、気になる方はチェックしてみてください。

目的、時間と場所を決めたら、最後はその日に向けて準備をしましょう。とは言え、天体観測を始めたばかりの初心者には何が何だかサッパリですよね。そこで、天体観測を趣味とする方、皆が持って行っている天体観測に必要な物を5つご紹介します。

参考URL:国立天文台Webサイト

参考URL:アプリ「スカイガイド」

天体観測に必要なグッズ

では実際に天体観測を趣味として始める場合、天体観測に行く場合に必要なアイテムを紹介していきます。

①レジャーシートもしくはマット

立ったまま観測しているとかなり疲れてきます。いつでも座って・寝転んで観測できる様に、長めのレジャーシートを用意しておきましょう。

冬場や湿った土の上に腰を下ろす時は、厚手のマットの方が良いと言われています。というのも、冷たいのはお尻だけでも、それが長時間伝わると全身が冷えてくるからです。レジャーシートの上に座布団や毛布を敷くのも良いですよ!

②ライト

天体観測をする時は、夜間に、街灯も何もない開けた場所でするのが良いです。それでも足元だけは照らして安全を確保したいので、懐中電灯やランタンを持っていきましょう。両手はいつでも使えるように、ヘッドライトを持って行っても良いかもしれません。

どの種類でも大丈夫ですが、*暗順応の邪魔にならず、*明順応しにくい赤い光のランプにしましょう。買うのはちょっと…と思われている方は、普通(白色光)の懐中電灯に赤いフィルターを嵌めましょう。

*暗順応=明るい場所から暗い場所に移動した時、目が暗さに慣れることを指す。およそ30分〜1時間かかると言われている。

*明順応=暗順応と反対の意味。かかる時間は数10秒〜1分と短い。  

③双眼鏡

双眼鏡の良いところは、肉眼と比べるとより鮮明に見えることです。他にも視野広く観測でき、お目当ての天体ではないものもみれます。これにより思わぬ出会いや発見があるかもしれません。

持ち運びも望遠鏡と比べると楽チンで、これから天体観測のような趣味に挑戦したいと考えている初心者の方にはピッタリだと思います。後ほど、天体観測におすすめの双眼鏡をご紹介します。

④虫除け

夏場は短時間でも外にいると、蚊に刺されてしまいます。天体観測となると長時間じっとすることになるので、虫除けグッズが必須になってきます。最近では、虫除けスプレーの他に虫除けリングやアロマキャンドルやオイルも販売されており、バラエティ豊かです。積極的に虫予防アイテムを使っていきましょう!

⑤ブランケット

冬場はもちろんのこと、標高が高い場所で観測するならば必要不可欠です。女性のための登山学校というWebサイトにて、「100mの高度を増すごとに気温は0.6度Cずつさがり、これに風がふくと風速1mごとに体感温度が1度下がる。」と述べられています。

ですので、家を出た時に寒くなくとも、温度差があることを念頭に置いてブランケットを持って行くと良いです。さらに小さく畳むと枕やクッションにもなり、どんな用途にも対応できるアイテムです。

他にも、お菓子や飲み物に、方位磁石や星座早見盤(せいざはやみばん)等、あったら便利で観測をより楽しめるグッズがたくさんあります。役に立ちそうな持ち物を選んで行き、天体観測をめいっぱい楽しんで下さい

参考URL:http://tozan.life.coocan.jp/index.htm

天体観測 趣味

天体観測初心者におすすめの双眼鏡 3選

天体をより美しく日本で観測しようと思うと「口径が40mmで倍率が8倍前後の双眼鏡」のものが好ましいと言われています。(口径は対物レンズの直径を示し、対物レンズ有効径とも呼ばれます。また、倍率とは双眼鏡を通して、対象物がどれだけ大きく見えるかを指します。例えば倍率が8の双眼鏡で見る、80m離れた物体は、裸眼で8mの距離から見た大きさと同じということになります。)

しかし、初心者が双眼鏡購入にこだわるべきポイントは、口径よりひとみ径だと言われています。ひとみ径とは、対象物がどれだけ明るく見えるかを表した数値で、口径を倍率で割るとひとみ径を割り出すことができます。例えば、口径が40mm、倍率が8の双眼鏡はひとみ径が5mmという計算になります。なぜ初心者が双眼鏡購入時に口径よりひとみ径を重視する方が良いかというと、ひとみ径が4〜6mmだとちょうど良い明るさと範囲で天体観測ができるからです。

また、口径が25mm以下のコンパクトサイズであっても、持ち運びに便利なことや、コンサートや観劇、山登り等、天体観測以外の趣味にも活用できるメリットがあります。

ではここからは、天体観測を新しい趣味として始めたいという方におすすめの双眼鏡を、その特徴と合わせて紹介します!

参考URL:https://www.binoclub.net/

①Kenko(ケンコ) 双眼鏡 New Mirage ポロプリズム式 ブラック 8×42 

入門期に向いているトラディショナルデザイン。明るくて見やすい大口径(40mm以上)で、天体観測以外にも活用できそうです。軽量は650gとりんご2個分くらいの軽さで、持ち運びも楽々にできます。下記に記載されているアイリーフとは、接眼レンズの表面から、視界が綺麗に見える眼の位置までの長さを示します。

倍率 8倍
口径 42mm
実視界 6.8°
*アイレリーフ 15.2mm
明るさ 27.6
重さ 650g

 

参考URL:Amazon  楽天市場  Yahoo!ショッピング


②USCAMEL(ウスカメル) ‎UW035 10×42

こちらも大口径のミリタリー双眼鏡。対象物とのピント合わせがすぐにでき、広い視野で観測できます。双眼鏡と付属のキャリングバッグの見た目の良さもポイントが高いです。

倍率 10倍
口径 42mm
実視界 5.8°
アイレリーフ 15mm
重さ 353.8g

 

参考URL:Amazon  楽天市場  Yahoo!ショッピング

②Gosky(ゴスキー) 4331882459 10×42

操作がシンプルで使い易いのが特徴です!質量は少しあるものの、手にフィットするデザインで安定して観測ができます。またスマホのアダプター付きなので、双眼鏡で見える景色が撮影可能です!

倍率 10倍
口径 42mm
実視界
アイレリーフ
重さ 700g

 

参考URL:Amazon  楽天市場  Yahoo!ショッピング

天体観測 趣味

天体観測を趣味にして素敵な夜を!

趣味で始められる天体観測のステップと必要な持ち物を5個+アルファでご紹介しました。天体観測だからといって特別な準備や持ち物はあまりなかったと思います。誰でも簡単に、今日からでも始められるのが魅力の1つですね。

双眼鏡は持っていないといけない物ではなく、より楽しむためのアイテムです。肉眼でそらを見上げるだけでも十分満ち足りた気分になると思います。色々とご紹介しましたが、何より大切なことは自分なりに楽しむことです!この記事が充実した天体観測に少しでもお役立てれば幸いです。