ボディケア

足がだるい、むくみに効くマッサージ!足浴や足踏みでも簡単に!

仕事終わりの足のだるさやむくみで悩んでいる方、簡単で効果的なマッサージ方法について知りたくありませんか?なぜ足はむくむのか、その原因などについても分かりやすく解説!忙しい方やめんどくさがり屋の方でも、職場でも自宅でも、手軽に行えるマッサージの方法について紹介します!

むくみって何?足のむくみの原因って?

人は顔や手など、身体の様々な部位にむくみが生じることがありますが、足は特にむくむことが多いですよね。では、むくんでいるのはどういう状態なのでしょうか?むくみとは皮膚の下である皮下組織に水分が溜まっており、血液内の水分が血管外に進出している状態のことです。医療専門用語で浮腫とも言います。何らかの理由で、血液やリンパの流れが悪くなり、余分な水分や老廃物が排出されず皮下に溜まってしまっているのです。特に足は心臓よりかなり下に位置しており、重力の影響を受けているため血液循環が悪くなりやすいため、むくみが出やすいと言えます。

仕事終わりや外出した日、年齢とともに何故か足がむくんでしまい、しんどい時ありますよね?どうにか解消したいと思っている方、どういったメカニズムで足がむくむのかご存じですか?問題を解決するにはまずはその原因から一緒に知っていきましょう!

①水分の摂取量

よく、水分の摂り過ぎでむくむと言いますが、一概にそれが理由とは言えません。むしろ、それとは反対に水分不足でもむくみが発生することがあります。体内の水分が少ない場合、身体は自然に現在体内にある水分を溜め込もうとします。その結果、余分な水分が溜まり、それがむくみとなる場合があります。なので、血液中の水分量が急に増減しないように、こまめに水分を摂る必要があります。

②長時間の同一体位

立ち仕事の人の場合だと、重力の関係で血液が十分に心臓に戻らず、むくみが出ることがあります。また、同じ姿勢で立ち続けた場合も足がむくみますよね。それは立ち仕事のみでなく、デスクワークの人にも起こりうるのです。デスクワークの場合だと長時間同じ姿勢で座っていることが多いですよね。同一の姿勢が続くことで、足の循環が悪くなり、むくみを引き起こす原因になります。

③運動不足

ふくらはぎの筋肉は、足の血液を心臓へ戻すポンプ機能を担っています。したがって運動不足が続くと、筋力が低下し、血液の循環が滞ってしまうこともあるのです。ある程度の運動を習慣づけるとよいでしょう。

④暴飲暴食

塩分には水分を抱え込む性質があるため、塩分の高いものばかり食べてしまうと、余分な水分をうまく排出できなくなります。またタンパク質やビタミン、ミネラルなどが不足し、栄養バランスが崩れていると、それもむくみの原因になり得ます。

⑤身体の冷え

身体を温めると血液循環などが良くなりますが、その逆で身体が冷えると血液循環が悪くなります。足が冷えると爪の色が悪くなったり、むくむのは足の冷えが理由かもしれません。

その他にも、足のむくみを誘発するものはいくつかあり、腎不全や心不全などの疾患の症状としてもむくみが出る場合があります。しかし今回は冷えや疲労、長時間同じ姿勢を続けたことにより血液循環が悪くなった際におこる、足のむくみの対処法についてお伝えしていきたいと思います。

足のむくみを解消する方法

一日酷使した足を休めて、むくみを取りたい方は必見の足のむくみ解消法を伝授します!

①入浴や足湯

血液を良くするといえば、まず温めることですよね。足が特に疲れた日は入浴をすると効果的です。足や身体全体を温め循環を良くするのみでなく、水圧によるマッサージ効果もあります。入浴する時間がない方などは、足を付けるのみの足浴、いわゆる足湯でもマッサージのように血液循環を良くしてくれます。自分のスケジュールやスタイルに応じて入浴や足湯を行ってください。

②マッサージ

自宅でも職場でも空き時間に手っ取り早く足のむくみをケアできるのが、マッサージです。循環の滞っている部位をほぐすようにマッサージし血液循環を良くしてあげると、むくみやむくみによるだるさも軽減します。そのうえ、リンパの流れも良くなるので、マッサージすることで足が痩せる可能性もあります。

おすすめの足マッサージの方法

足のむくみを解消する方法はいろいろありますが、今回はマッサージに焦点を当ててみましょう。そのシチュエーションに合わせた、マッサージの方法をお伝えします!

①座ったままできるふくらはぎマッサージ

会社でデスクワークをしている時や、同じ姿勢で座りっぱなしになっているときなどに使えるマッサージ法です。

  1. 両足のかかとを浮かし、つま先立ちをします
  2. 元に戻し、足の裏を床につけます。
  3. 次は先ほど逆で、かかとを床につけたままで、つま先を上げます。

この動作を10回程度行ってください。ふくらはぎの筋肉を刺激し血液の流れを良くすることができます。移動時の車や新幹線、飛行機の中などの自由に動くことが難しい時にぴったりのマッサージです。

②座ったままできる足裏マッサージ

このマッサージも座ったまま簡単にできるものになります。

  1. ゴルフボーを準備します
  2. そのゴルフボールを足裏で踏み、コロコロと転がすようにマッサージします

足裏にはたくさんのツボや筋膜が存在するので、マッサージを行うことで循環が良くなり、スッキリします。気持ちよく行えるので、リフレッシュできること間違いなしです。近年では足踏みマットなどの便利なグッズもあるため、効率よく足裏マッサージを行うことができます。休憩中などに十分なスペースやリラックスできる空間を確保できる方は試してみてはいかがでしょうか。

③座ったままできる足首マッサージ

こちらは休憩中などに向いているマッサージになります。

  1. 座っている状態から、まずは右足を左の太腿の上に乗せます。
  2. 右足先を持ち、足首を左右に10回程度ずつ大きくゆっくり回します。
  3. 同じように左足首も回していきます。

④自宅でじっくりできる足首マッサージ

1日の疲れを取れるような、自宅で入浴後などにできるマッサージを紹介します。足の保湿や摩擦による皮膚ダメージの予防や潤滑油にような役割にもなるため、乳液やボディクリームやオイルを使用するとなお良いでしょう。

  1. 椅子や床に座った状態で、片方の足を反対側の足の上に乗せます。
  2. 足の指の間に手に指を握手するようなイメージで入れ込みます。
  3. 足首を大きくゆっくりと左と右それぞれ数回ずつ回します。

⑤自宅でじっくりできるふくらはぎマッサージ

こちらも自宅でしっかり行えるようなスタイルのマッサージです。乳液やボディクリーム、ボディオイルを使用することをおすすめします。

  1. 椅子や床に座り、片足を立てるような姿勢で行います。
  2. 足の全面に親指を、ふくらはぎ側に親指以外の4本の指を位置し、足首を軽く握ります。
  3. 足首から膝へ向かって、ふくらはぎを挟み、引き上げるように手をスライドさせマッサージします。
  4. 血液を心臓側に贈るようなイメージで左右の足を5回程度ずつ、ほぐしてください。

⑥自宅でじっくりできる太ももマッサージ

上記の足首やふくらはぎマッサージと同様に座っている状態で行うマッサージ方法です。

  1. 座った状態で、片足を軽く立てます。
  2. 膝上付近を両手で包み込むように上に引き上げます。
  3. さするようなイメージで左右それぞれ5回ずつ優しくマッサージしていきましょう。

セルフマッサージで足のむくみとサヨナラ!

さて、今回はむくみのメカニズムや原因、むくみの解消法について解説しましたが、いかがでしたか?特にマッサージをすることで、足の血行やリンパの流れを良くし、むくみが取れ、足のだるさも軽減することができます。紹介したマッサージは比較的簡単でほとんどのものがどこでも行えます。仕事中や移動中などにぜひ活用して、むくみを改善してくださいね!