家庭菜園って聞いたことはあるけど、本当に野菜や果物を作ることができるの?挑戦してみたいけど、何から始めれば良いかわからない!という方は必見です!実は皆さんが思っているより簡単に始めることができるんです!何か新しい趣味が欲しい、自分で野菜や果物を育てて食べてみたいという方におすすめの家庭菜園について解説します!
家庭菜園とは?
家庭菜園とは、農地ではない、自宅や市民農園などで小規模的に、野菜や果物などの栽培を行う活動を言います。自宅に緑が欲しいという目的で観葉植物を育てる方もいますが、家庭菜園の場合は庭やベランダなどで簡単にチャレンジでき、好きな野菜、果物を育てて自分で食べることもできます!楽しめて美味しいなんてとても魅力的ですよね。特にコロナの影響により、おうち時間が増えているため、自宅で手軽に始められることから、新しいことにチャレンジしたい方や趣味が欲しい方に人気が出てきています。
家庭菜園の始め方
今まで家庭菜園をしたことがなく不安なので手軽なものから始めたい、庭がなくベランダも少し狭いので、まずは小規模な大きさで野菜や果物作りに挑戦したいという方におすすめなのが、プランター栽培です!ホームセンターなどで簡単に道具を手に入れることができますし、野菜も果物も育てることができます。まずは必要物品を揃えていきましょう。
①プランター
プランターのサイズはその野菜や果物にあった大きさのものにしましょう。プランターに入れる土の量が多ければ、良好なものが育ちやすいので、最低でも約20L前後の容量のプランターが良いと思われます。プランターにはプラスチック製や素焼き、木材でできているものがありますが、初心者の方には、値段もリーズナブルで移動させやすいプラスチック製から挑戦することをおすすめします。
②土の選択
続いては土の種類です。野菜や果物を育てる上でどのような土を使用するかというのはポイントになってきます。良いものを育てるためには保水性、排水性、通気性などのバランスの取れた土が必要になってきます。しかしホームセンターなどに行って見ても数々の種類があり、どの土を買えばいいのか悩みますよね。そんなビギナーの方にぴったりなのが、培養土です。通常、基本用土と呼ばれる土を数種類混ぜ合わせ、土の準備をする必要がありますが、培養土はバランスの取れたすでにブレンドされている土なのです。培養土にも種類があり、その用途に合わせて少しずつ成分が異なるので、自身の育てたい野菜や果物に合わせて培養土を選択しましょう。
③肥料
培養土にも肥料は含まれているため、追肥として野菜や果物の種類に合わせて適切な肥料を準備してください。
④針底ネット
プランターの下に針底ネットを敷くことで土の排水性がよくなります。
⑤ジョウロ
水やりに必要です。自分に合う使いやすいお好みのものを選んでください。
⑥移植ゴテ
小さめのスコップのことです。用土をすくう時や苗の植え付けなどの時に使用します。
⑦園芸ハサミ
できた野菜や果物を収穫するときなどに使用します。
⑧種や苗
自分のお好みの、かつ初心者の方の場合、育てやすく害虫などにも強いものを選択するとよいでしょう。
など家庭菜園を始める際に最低限、必要だと思われるアイテムをピックアップしました!その他にもあると便利な道具や育てる野菜や果物により、必要なものもあると思うので、その都度買い足すと良いでしょう。道具が揃ったら次は場所の選択です。プランターを置くところは、できればベランダなどの日当たりの良い、かつ風通しの良い場所を選びましょう。まずは自宅のベランダなどの日当たりの具合や時間帯などを確認し、その条件に合うような野菜、果物を選ぶのも選択肢のひとつです。
家庭菜園ビギナーにおすすめの野菜・果物
さて、それではお待ちかねの種・苗の選択です!その野菜や果物によれば種と苗両方売っているものがありますが、実は種から育てるのは少し難しいので、自信のない方はまずは苗から始めるのも良いと思います!ということで、今回は家庭菜園初心者の方にもおすすめの苗を野菜と果物に分けて厳選しました!
おすすめの野菜➀トマト
家庭菜園の中でも特に人気なトマト。春の植え付けが適しており、気温が暑くなってくる夏に向けて収穫できます。トマトの中でも大玉、中玉、ミニトマトがありますが、初心者の方にはより手軽にチャレンジできるミニトマトが一押しです。支柱を立てたり、芽かきという作業が必要にはなってきますが、比較的育てやすい野菜のひとつです。品種としてはアイコシリーズ、千果(ちか)、純あま、シュガーミニなどがおすすめです。
おすすめの野菜②キュウリ
暑さにも強く育てやすい野菜の種類のひとつで、苗の場合5月が植え付けに適している時期です。うどんこ病などの病気にかかりやすいため、その予防として風通しの良さが必要ですが、乾燥のしすぎは苦手なため、ベランダなどで栽培する方は室外機の風などに注意する必要があります。上手くいけば立派に育て上げることができます。出来たてのキュウリが自宅で食べられるなんて最高ですよね!おすすめの品種は夏すずみ、シャキット。フリーダムハウスなどです。
おすすめの野菜③ナス
高温多湿を好むため日本の気候にあっており育てやすい野菜です。収穫期間が長いため、肥料を切らさないよう気をつけなければならないなどの注意点はありますが、うまく育てることができれば、7月から10月頃まで収穫することができます。ナスは水で作るという言葉があるのですが、その言葉の通り、水やりもこまめにしてあげてください。くろぷり、夏豊作、とげなし千両二号などです。
おすすめの果物➀ブルーベリー
狭い面積でも育てられる人気の果物です。ブルーベリーにはハイブッシュ系とラビットアイ系の2種類がありますが、ハイブッシュ系は涼しい場所を好み乾燥は苦手で、ラビットアイ系は乾燥に強くベランダなどでも育てやすいので初心者にはラビットアイ系がおすすめです。ブルーベリーを育てる際には受粉が必要なので、同じ系統のものをふたつ準備してください。パウダーブルー、タイタン、ティフブルー、ブライトウェルなどです。
おすすめの果物②ラズベリー
収穫まで時間がかかりますが、美味しく育てやすいです。日当たりが良く、風通しの良いところを好みますが直射日光は苦手です。ラズベリーには一季なり性と二季なり性のふたつがあり、一季なり性のものは6月から7月、二季なり性のものは6月から7月、7月から10月に収穫できるため、より多くの実を作りたい方は二季なり性のものにチャレンジしてみるのもよいでしょう。おすすめの品種は一季なり性のものであれば、ブラックキャップやレットベリー、ファールゴールなど、二季なり性のものであれば、インディアンサマー、サマーフェスティバル、ゴールデンエベレストなどです。
おすすめの果物③オリーブ
野菜の仲間のような気がしますが、実はオリーブは果物の一種なんです。家庭菜園で挑戦できる果物の中では珍しい印象ですよね。そんな美容や健康に良いオリーブも自宅で作れちゃいます。オリーブの苗には接ぎ木苗と挿し木苗がありますが、初心者の方には病気などにも強い接ぎ木苗がぴったりです。こちらも実をつけるためには人工授粉が必要なので2本準備してください。おすすめ品種としてはマンザニロ、ルッカ、セラビノ、ネバディロ・ブランコなどがあげられます。
家庭菜園で自家製の野菜や果物を!
今回は家庭菜園の始め方やおすすめの野菜、果物を紹介しましたが、いかがでしたか?やり方が分からず、家庭菜園に対してぼんやりしていた人にも、少しわかって頂けたのではないでしょうか?準備物品や方法なども要約してまとめたので、気になる方はもっと詳細をチェックしてみてくださいね!楽しく、美味しく、おうち時間の素敵な趣味の一環になること間違いなしです!