邪魔にならないコンパクトな空気清浄機で部屋を綺麗にしてみませんか?暖かくて過ごしやすい春とは切り離せない厄介な花粉やPM2.5。アレルギー体質の方とっては苦しい季節でもありますね。しかし、春以外の季節にも空気が淀んでいたり、ハウスダストは年中潜んでいます!コロナの影響やおうち時間が増えた今だからこそ、コンパクト、かつおしゃれな空気清浄機を手に入れて、清々しい空気のお部屋で過ごしましょう!リーズナブルなものから加湿、除湿機能を搭載しているものまで!一人暮らしの方などにおすすめのコンパクトな空気清浄機を紹介します!
空気清浄機の種類ってどんなものがあるの?
空気清浄機の役割とは、おそらく皆さんもご存じの通り、部屋や空間の空気中に存在する花粉やハウスダスト、PM2.5などを取り込み、空気を綺麗にしてくれます。また、空気を綺麗にする以外にも、加湿機能や除湿機能、消臭・除菌機能が搭載されているものもあり、花粉が多い季節のみならず、1年中活躍する優秀な電化製品の一つです。そして、空気清浄機と一言に言っても、実はその中でさらに分類分けすることができます。大きく4つの種類あり、スタンダードな空気清浄機、加湿・除湿機能付き空気清浄機、脱臭機(消臭機)、空間清浄器(イオン発生器)が挙げられます。では、それぞれの特徴について見てみましょう。
空気清浄機
もスタンダードな機能が装備されている空気清浄機。空気中に浮遊する花粉やホコリ、ハウスダストなどをフィルターを通して吐き出すことで、それらのアレルギー物質を取り除いてくれます。
加湿・除湿機能付き空気清浄機
加湿機能もしくは除湿機能を搭載した空気清浄機。その商品により、加湿機能のみを備えている空気清浄機、除湿機能のみを備えている空気清浄機、さらに加湿、除湿の両方の機能が搭載されている商品があるため、一人一人の需要に合ったものを選べやすいと言えます。1台で2役、3役をこなし、家電製品の取るスペース削減にもなるので、特に近年人気なタイプ。その反面、スタンダードな空気清浄機と比較し、コストが少し価格、お手入れも必要になるのはデメリット。部屋が広くなく、乾燥や湿度も気になるという方にはおすすめです。
脱臭機(消臭機)
脱臭性能を備えた電化製品。お部屋の脱臭に特化しているので、タバコを吸う方やペットがいるご家庭には1台あるととても便利です。その仕組みは2通りあり、1つはイオンを放出し脱臭するもの、もう1つは脱臭フィルターを通して脱臭するもの。特に前者のイオンには除菌、防カビ効果やアレルギー物質の除去も期待できる商品もあります。家電メーカーごとに独自のイオンがありその特徴も少しずつ異なるため、求める機能を明確にした後に吟味すると良いでしょう。
空間清浄器(イオン発生器)
空間清浄機と空気清浄機は名前がとても似ていますが、実は清浄化方法などが少し違います。空気清浄機とは先ほども述べたように、部屋の空気を空気清浄機の本体内に取り込んで精製し、室内に綺麗になった空気を発します。その方法はフィルターを通しゴミを濾過するフィルター式や、静電気の特性を活用しゴミを吸着させるものなど。しかし、いずれも清浄化できるものは、一度本体に取り込んだ空気のみ。つまり室内の床や壁、ドアなどに付着した菌まで除去することは困難なのです。ですが、空間清浄機は、空気中にイオンを放出し除菌をするため、室内の壁やカーテン、机、ソファなどの対物に対しても有効です。つまり、イメージとしては、部屋を丸ごと清浄化するようなものですね。
空気清浄機の選び方
どのような種類の空気清浄機があるのか理解して頂けたでしょうか?続いてはその具体的な空気清浄機の選び方のポイントについてです。まずは上記で説明したように、自分の求める機能がどんな機能なのか明確にすると、より商品の選択肢を絞りやすいでしょう。例えば、最低限の空気清浄機の機能があれば十分なのか、もしくは加湿機能や除湿機能などが搭載されているものが良いのか、臭いの清浄化に重きを置くのか、部屋の隅々まで除菌する機能を求めるか、など。そのポイントを整理することができたら、次のステップはさらに具体的な機能、使い勝手などの選定になります。ではさっそく、具体的な空気清浄機を選ぶポイントについて大きく2つに分けて伝授します!
ポイント1:適用床面積大きさ
空気清浄機選びに重要なポイントの1つとして、適応床面積が挙げられます。つまり、その空気清浄機がどのくらいの大きさの部屋に対応しているかということです。この数値は、日本電機工業会規格で規定されている、規定の量の粒子やガスを30分で浄化できる部屋の広さを表したもの。適応床面積の数値が大きければ大きいほど、早く部屋を清浄化できるという意味合いになります。広くない部屋で使用する場合であれば、適応床面積の値が低いものでも十分かもしれません。ですが、例えば、大家族で住んでいる家庭だったり、部屋の面積が広い場合に、適応床面積の低いものを選んでしまうと、空気の浄化に時間がかかってしまったり、本来の機能が有効に発揮できないこともありえるのです。目安としては、6畳~8畳の部屋で適応床面積16畳の製品、8畳~10畳の場合で21畳の製品、10畳~12畳の場合は24畳の製品といった見分け方になります。引っ越しの予定があったり、将来どこの部屋で使うか分からないという方は、予算が許すようなら、まずは適応床面積の値は大きい商品を選択すると間違いはないでしょう。
ポイント2:集じん方法
2つ目ポイントは集じん方法。空気清浄機の集じん方法はファン式と電気式の2つに分けることができます。ファン式は、ファンで空気を吸い込み、その吸収した空気をフィルター放出します。集じんの機能としては高いですが、取り込んだほこりなどで詰まらないように、定期的なメンテナンスが必要になります。一方で、電気式とはフィルターやファンを使用しない集じん方法。高圧放電し静電気の作用を活用してホコリやチリを電気の力で引き寄せます。ファン式と比較すると集じん方法は劣りますが、動作音が静かでメンテナンスの頻度も抑えることが可能です。
以上、空気清浄機を選ぶ際のポイントについて解説しました。特に性能に着目したポイントをピックアップしましたが、上記の2つ以外にも、デザインやメーカ-、フィルター交換期間なども空気清浄機を選ぶポイントとして挙げられます。
おすすめのコンパクトな空気清浄機
さて、これまで空気清浄機の様々な機能についてお話しましたが、ここからはおすすめの空気清浄機を紹介します。今回は特にコンパクトな空気清浄機に絞り厳選したので、一人暮らしや自分の部屋、子ども部屋などに置くための、小さめのサイズの商品を検討している方は必見です!
#1 アイリスオーヤマ 空気清浄機 IAP-A25-W 10畳
税込 11,060円
リーズナブルで人気のアイリスオーヤマから発売されている空気清浄機。集じん脱臭フィルターが備えられているので、花粉やPM2.5のみならず、カビなどの微細な粒子も除去してくれます。夜間はおやすみモードを活用することで、静かな動音で作動し、ランプも消灯するので、睡眠の妨げにならないような工夫がされています。本体のお手入れが月に1回必要ですが、本体カバーを外し、ぬらした柔らかい布で拭くのみなので、とても簡単。フィルターのメンテナンス頻度は1年に1回程度ですが、お手入れが必要な時期になると、フィルター掃除サインが点灯し、お知らせしてくれます。大きさは幅21cm、奥行き21cm、高さ31cmなので、お部屋のスペースを邪魔することなく空気を綺麗にすることが可能。コンパクトで価格の安い空気清浄機をお探しの方にイチオシです!
#2 シャープ(SHARP) 空気清浄機 FU-NC01
税込 11,800円
とにかくコンパクトで静かな空気清浄機を探しているという方にぴったりなのが、この商品。直径19cm、高さ33cmと非常にミニサイズです。適用床面積は6畳なので、洗面所や玄関、トイレ、キッチン、小さな部屋に適しています。または、2台目のサブ機として使用するのも良いでしょう。仕組みとしては、360度の下吸い込みを可能とする小型円柱構造が採用されており、全周吹き出し口からプラズマクラスターイオンを放出。プラズマクラスターは「+」と「-」両方の静電気を除去できるので、 花粉や微小な粒子が壁などへ付着することを抑制します。臭い対策にも効果的です!
#3 ダイソン Dyson Pure Cool Me パーソナル空気清浄ファン
税込 26,400円
掃除機や扇風機などで知名度の高いダイソンから発売されている空気清浄機。フィルターに特徴があり、グラスHEPAフィルターと活性炭フィルターを組み合わせた密閉性の高いフィルター設計が採用されています。そのため、PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去し、有害なガスやニオイを捕らることが可能。フィルター交換は定期的に必要ですが、本体のディスプレイでの交換時期をお知らせしてくれ、交換は手早く簡単にできるので負担が少なくメンテナンスを行うことができます。
#4 エアドッグ X3s
税込 79,900円
昨今、人気のあり空気清浄機としてその名を広げているAirdogの商品です。X3sは光・人体センサーが装備しているため、人がいない場所や暗所に設置した場合、自動的にモニター表示とライトがオフに。また、人が近づくとライトが点灯、お部屋の明かりを付けるとモニター表示が再表示します。適応床面積は31畳なので、寝室などの少し大きめの部屋でも使って頂けます。一方でサイズも大きすぎず、高さ52cm、奥行き26cm、幅26cmと程よいサイズ感で、スタイリッシュなデザインなため、お部屋の雰囲気を乱すこともありません。さらにフィルターにはメタル集塵フィルターを搭載しており、ウイルスの6分の1、0.0146マイクロメートルの微細粒子を99.8%以上浄化することが可能な優れたアイテムです!
コンパクトな空気清浄機でお家の空気を綺麗に!
今回は空気清浄機の機能や種類、選び方、そしておすすめのコンパクトなサイズの商品を紹介しましたが、いかがでしたか?電気屋へ行っても、加湿除湿機能付きの空気清浄機から、脱臭に特化したもの、とにかくコンパクトなものと、たくさんの種類があり、品定めに困りますよね。そんな時はぜひこの記事を参考にして検討してみてくださいね!