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最近話題のオーツミルクってなに?知りたいその栄養とレシピ

日本で広まり注目される「オーツミルク」は、オーツ麦を原材料に作られた飲料で 現在では、スーパーなどで牛乳、豆乳、アーモンドミルク等と並んで販売されて注目度も高くスタバでオーツミルクへカスタマイズできるほど日本でもスタンダードに。栄養成分も高く、ぜひ取り入れてみましょう。

オーツミルク

オーツミルクとは?

オーツミルクはオーツ麦(えん麦)という雑穀の一種が使用されており、植物性の飲料です。最近日本でも食べるようになったオートミールやグラノーラの原料としても知られています。第1のミルクである牛乳、第2のミルクといわれる豆乳に続く「第3のミルク」ともいわれています。注目されている理由は、オーツミルクからさまざまな栄養素が摂れることや、牛乳の代わりの植物性飲料としてクセもなく取り入れやすいことなどで人気です。

オーツミルクのメリット

アレルギーや乳糖不耐症などの理由で牛乳が飲めない方や、菜食主義者(ヴィーガン)の方に多く取り入れられています。また牛乳に比べカロリーが低く脂質が少ないことや、食物繊維が摂れる点から健康志向の人からも注目されています。素材がもつ自然な甘みと濃厚でクリーミーな口当たりも人気です。環境の視点からも、乳牛を育てるより環境への負担が少ないというレポートがあります。

牛乳よりも脂肪分が少なく低カロリーで、他の植物性ミルクと比べて食物繊維含有量が多く乳糖不耐症や乳アレルギーの方でも摂取することができ、牛乳と比べ製造のプロセスで生じる環境への負荷が小さいことが健康志向やサスティナブル意識が高まる現代のニーズもあり注目が集まっています。

オーツミルクのデメリット

デメリットとしては、牛乳に比べてオーツミルクはタンパク質量が下回るなど、全てにおいて優れているわけではないので注意が必要です。また、市販の植物性ミルク製品はメーカーによって味をつけている場合があり、砂糖や塩の量に差があることや添加物にも気をつけたい点です。またカルシウム、ビタミンなど栄養素を追加している場合もあります。 そして、人が摂取する食品の種類によって、栄養素の吸収率が異なることも重要なポイントです。

オーツミルク

オーツミルクを買ってみよう!

ではさっそく、オーツミルクを味わってみましょう。おすすめのものをご紹介!

初心者さんにはオーツミルクラテ

すぐに美味しく飲みたいなら、スタバでオーツミルクラテがおすすめです。味が気に入ったならアルプロの「オーツミルク」をおすすめします。スーパーやコンビニで手軽に手に入りやすく250mlの飲みきりサイズと1000mlの2サイズがあります。初めてオーツミルクを飲む方は小さいサイズから試してみるのがおすすめです。アルプロのオーツミルクは「砂糖不使用」と「ほんのり甘い」の2種類があり、牛乳と比べるとあっさりしてクセがないため、植物性飲料がはじめての方でも飲みやすく継続しやすいです。

オーツミルクには必ずといっていいほど、油が添加されています。中には、ヒマワリ油などのオイルが添加されているものもあります。マルサン「オーツミルク クラフト」は、オーツ麦を”特許技術である“穀物さらさら製法で、やさしい甘みとのど越しがよくクセのない柔らかな味わいにしたオーツミルクです。香料、油は不使用のシンプルな原材料でできているので普段のお料理やお菓子作り、またコーヒーと混ぜてもおいしいオーツミルクです。

コーヒーに合うオーツミルクなら「マイナーフィギュアズ」

間違いなくコーヒーにマッチするオーツミルクが必要な人は、マイナーフィギュアズ(Minor Figures)のオーツミルクをおすすめします。Minor Figuresは「いま現在のコーヒー産業を改革するためにチャレンジを続けること、そして今までにない商品を作っていくこと」をミッションに掲げるコーヒーカンパニーです。

Minor Figuresは、癖もなく、程よく濃厚で飲みやすいためコーヒーの風味を邪魔する事なくマッチ。マイナーフィギュアズのオーツミルクで割ったコーヒーは、砂糖をいれなくても甘めのラテのような味わいです。コーヒーとの相性が非常によく、コーヒーのテイストを邪魔することなく自然な甘さとクリーミーなテイストを感じることができます。原材料は有機オーツ麦、有機植物油脂、 食塩、炭酸といったシンプルな素材で作られています。

栄養素抜群のものなら「ネクストミーツ」

ネクストミーツ「NEXTミルク1.0」は胚芽入りオーツ麦と水から生まれた植物性プレミアム・ミルクでオーツ麦の栄養を余すことなく、皮ごとギュッと旨味を凝縮。食塩・香料・植物油を使用せず、豊かで贅沢な味わいを実現。ふくよかなコクとさわやかな甘みです。

美味しさと安心安全を共に追求した国内製造。後味スッキリでラテやもちろん、お料理にもおすすめです。国内製造で、食塩・香料・植物油・保存料・乳成分不使用でお子さまをはじめ、どなたでも安心して飲むことができます。

飲みたい時にオーツミルクが作れる!

「Earth MILK」のオーツミルクは専用ポットをつかってオーツ麦からミルクを手づくりできるのが特徴です。ケトルにカップ1杯(250ml)の水を入れて3分加熱し、そこへオーツミルクベースを入れてよくかき混ぜ、15〜30分待つだけで完成します。ふたをして待つ間に、天然の酵素がじっくりとオーツ麦に働きかけて甘みを引き出し、おいしいミルクになります。

ほんのりした甘みが相まってなんとも優しい味わいの「Earth MILK」のオーツミルク。自分好みの味にカスタマイズするには、加熱する時間で甘さを調整することが可能です。Earth MILKでは輸送の問題も視野に入れ、原料をパウダー状にしたベースだけを流通させ輸送による環境への負荷も大きく軽減しています。とてもシンプルな原料でできているので安心でき、最近では待望のオーガニック商品も発売しました。

健康的で環境に優しいサスティナブルなミルクであるオーツミルクの価格は牛乳に比べるとやや高く、牛乳は1 L に対し200円程度で売られていますが、オーツミルクの場合はその2倍のおよそ400円程度で売られているので、牛乳や豆乳に比べ出費は多くなるでしょう。そんなときは、手作りする方法もあります。

手作りオーツミルクの作り方のレシピは簡単です。ロールドオーツと水をブレンダーやミキサーに入れそのまま攪拌、きめの細かい布などで1~2回こして完成します。オートミールは粒の粗いロールドオーツがおすすめです。ぜひ、フレッシュなミルクも作ってみましょう。

オーツミルク

オーツミルクレシピでつくられる食品

需要が高まるオーツミルクは食品にも普及しています。マーガリン、チーズ、ホットケーキを主力とする多彩な商品の製造・販売を手掛ける食品メーカー「マリンフード」が発売するチーズには、「オーツミルクを使ったとろける植物スライス 105g」があります。オーツ麦を使用し、植物由来の原料をベースに作ったチーズ様食品です。

ヴィーガン(ベジタリアン)対応、動物性原料不使用で、プロセスチーズと比較して、コレステロールが95%以上カットされています。通常のとろけるタイプのスライスチーズと同じように、様々なお料理につかえる嬉しいチーズです。

また、関東で展開されているフランス・パリ生まれのオーガニックストアチェーン「ビオセボン」では、ローチョコレートをイタリアで初めて製造したカカオクルード社がつくる、「オーツミルクローチョコレート」を発売し、店舗またはオンラインで購入することも可能です。

オーツミルク

まずは気軽にオーツミルクを始めてみよう!

オーツミルクを使用したレシピや食品の選択がふえて、どれを食べるべきか迷うところですが環境負荷等のことも考慮しながら購入を考えてみてはいかがでしょうか?