今や当たり前になった上下まつげエクステ、最近はどんなデザインが流行っているのか、カタログや商材を確認し、まつげエクステをするメリット・デメリットなどを紹介します。数年前からまつ毛エクステというワードをよく聞くようになりましたね。一体まつ毛エクステはどんな人がどのように施術しているのか。その実態について紹介していきましょう!
『まつげエクステ』とは
まつげエクステンションを略したものをまつげエクステ、通称まつエクとも呼ばれます。自分のまつ毛に1本ずつ人工のまつ毛を専用グルー(接着剤)で装着していく技術のことを指します。この時に使用する「人工毛」がエクステのことを表しているため、まつ毛エクステと呼ばれています。
また、皮膚やまぶたに直接まつ毛をつけてるものではなく、自分のまつ毛1本1本の毛根より1〜1.5mmの部分に専用グルー(接着剤)で装着するため、施術中に痛みを感じるようなことはほとんどありません。個人差もありますが、マツエクは一般的に2週間〜4週間はもちます。平均して3週間~4週間ほどで、加えたマツエクの数が半分以下になります。
個人差が生じる理由は、まつ毛の生え変わる周期が人によって異なったり、生活習慣が影響したりしているためです。マツエクが減ってきたらリペア(追加)が必要です。まつげエクステは自まつ毛に全く負担のかからないものではありません。たまに休憩してあげましょう。
あなたの目の形はどの形?好みの目の形は?
目の形といっても人それぞれ形は違っており、より素敵な目元作りにはまず自分の目の形やどんな形が理想なのか把握する必要がありますよね。そんな方のために代表的な目の形を解説していきます。
狭二重
- 目尻にかけて二重幅が広くなる末広形。
- 日本人に最も多く当てはまるのは恐らくこのタイプ。
- 目尻側はある程度二重がはっきりしているものの、目頭側はまぶたがかぶさり、腫れぼったくも見えがち。
- いかにメイクで二重幅を生かせるかが、自然な陰影のカギを握る。
一重・奥二重
- まぶたが瞳にかぶさってシャープな印象。
- ほぼフラットで重ためなまぶたが特徴。
- 目を開くとメイクが隠れてしまう部分も多いため、見える範囲でどう凹凸を演出していくかが課題。
- まぶたの特徴を捉えながら、影や質感を適所にプラスして、メリハリを加えたい所。
広二重
- メイク映えNo.1。ハーフのような平行二重。
- 目を開いた状態で、目頭から目尻にかけての二重幅がほぼ一定。
- キワのメイクまではっきり見えるので、悪くいえばケバくもなりやすいタイプ。
- 二重を強調するというよりも、なじませながら奥行きだけをメイクするのが正解。
丸目
- 二重幅が広めで、サイズ的にも大きめ。シャープというよりも、丸いフォルムをしていて幼かわいい印象。
- 涙袋があるのも特徴。
アーモンドアイ
- 切れ長アイよりは、ほんの少し丸みもあるアーモンド形。
- アイラインをしっかりと引くと、きつく見られることがわりとある。
切れ長
- 目の“縦幅:横幅”の比率は約1:3。目尻側が細長く切れ込んでいて、知的かつ涼しげな雰囲気に見られることが多い。
以上のように目の形の種類は大きく分けて、6種類に分けることができます。自分の目の形にあった理想のデザインをアイリストと相談し、施術してもらうことをおすすめしますが、最近のマツエクデザインの流行りは、抜け感のある自然に目が大きく見えるデザインが流行りのようです。
まつげエクステの素材やカールなどについて
続いてはまつげエクステに使用されている素材について解説していきます!
まつエクの素材とはどんなものがある?
まずはまつ毛エクステにどのような素材のものがあるのか見ていきましょう。
シルク
光沢があり、目元をはっきりと明るく演出。価格は最もリーズナブルですが、他の素材に比べて持ちがあまりよくありません。
ミンク
シルクに比べ、柔らかくマットな質感が特徴で、つけ心地も軽やかで違和感が少ないことが魅力です。価格もお手頃で、シルクより長持ちしてくれます。
セーブル
ミンクよりもさらに柔らかなのが特徴。まつげへの負担が少なく、まつげによくなじむのでとてもナチュラルです。
まつエクのカールについて
次はカールの種類について解説します!
Jカール
最もナチュラルなカールで、自まつげのような自然な仕上がりが特徴です。クールな印象の目元に向いています。
Cカール
アルファベットの「C」の形に似た、ビューラーをかけたようなラインが特徴です。キュートな印象が作れることから、もっとも使われているカールです。
Dカール
Cカールよりもさらにカールの角度をつけたもの。華やかな印象に仕上がるのが特徴です。
長さについて
長さは目元の印象を決める重要な要素です。一般に自然に見せる長さは、9mmから11mmだといわれています。6mm〜15mmと幅広い長さがあります。
太さについて
太さもさまざまです。0.1mm・0.12mm・0.15mm・0.18mm・0.2mm・0.25mmの6種類の太さがあります。女性のまつげの平均的な太さは0.1mmから0.12mm。太いものをつけるとボリュームアップできると考えてしまいがちですが、あまり太くしすぎると、本来のまつげとの差が目立ち、違和感が出てきてしまいます。自然な印象に仕上げるには、まつげと同じくらいの太さのエクステを使って、本数で調整するのがおすすめです。
色について
続いてはまつげエクステの色について解説します。
ブラウン系
お肌の色にもなじみがよく、柔らかい印象になります。
レッド系
血色をよく見せ、お顔が明るい印象に。
ブルー系
透明感のあるお肌を演出し、白目をきれいに見せてくれる効果もあるそうです。オシャレさんにはもってこいの商材です。
まつげエクステのメリットとデメリット
次はまつげエクステによるメリットさらにデメリットを紹介していきます!
メリット
① 朝のメイク時間を短縮できる
マスカラも付けまつ毛も必要がなく、とにかく手間が省けます。マスカラを急いですると、まぶたについたり、つけまつげのノリが上手くつかなかったり。メイク時間が短縮できるため忙しい女性にはぴったりです。目元が完成していたら、メイクは口紅だけでという方もいます。また、メイクをしている顔ではなく、とても自然な仕上がりにすることも出来ます。
②すっぴんでも華やかな目元でいられる
目元がはっきりするので、目力がアップします。目がぱっちりするので、アイシャドウなどのコスメ映えもしますよ!マスカラが不要なので、クレンジングやアイメイク専用リムーバーを使わなくても大丈夫な他、洗顔も楽です。そのため目元のシワやくすみが緩和されることにつながります。
③汗や水に強い
運動をしたり、夏に汗をかいたり、ふと目元を確認すると目の下が真っ黒になっているなんてことがなくなります。
④下まつげにマツエクを用いるメリット
アイラインを引いたように見え、目元がはっきり。顔のパーツの補正をして立体感がでる。若見え効果が期待できる。
デメリット
①眼まわりのトラブルになる可能性もある。
まつ毛エクステと自まつ毛の段差に汚れなどがたまり、炎症が起こってしまう可能性があります。適切な洗顔方法やアイシャンプーなどを定期的に行っていただければお目元を清潔に保てます。さらに目元ケアを行いたい場合は、アイクリームなどを使用するとくすみの予防にもなるので、ぜひ取りいれてみてください。
②自まつ毛が抜けることがある。
メイクを丁寧に落とさず、こすり洗いすると自まつ毛が抜けることがあります。近年、まつげエクステの被害報告を受けている中で、美容師資格のないアイリストの施術によってのトラブルが多数。まつげエクステの施術をするには美容師の国家資格が必要です。民間団体が主催するアイデザイナーという資格もありますが、これは正しい知識の普及や技術の向上が目的であり、アイデザイナーの資格だけではマツエクの施術をすることはできません。サロン選びの際はお気をつけください。
まつげエクステを使って、より麗しい目元へ
マスク生活で目の印象が大切になってきた世の中。目元を華やかに演出したいと考えられるお客様が多くなってきて、同時に下まつげマツエクの需要も高まっています。下まつげのマツエクは、上まつげに比べ高い技術力やデザインの提案力などが必要ですが、上下マツエクは人をより美しくさせます。自分の目の形を最大限に生かし、まつげエクステで理想の目になってみましょう。